サンデー犬夜叉感想4・週刊少年サンデー「犬夜叉」の感想です。(2006年1月4日発売号~8月30日発売号)これより前の感想は「サンデー犬夜叉感想1,2,3」をどうぞ。 2006年 8月30日発売 サンデー39号 「慈悲の心」 りんの命はお母様の冥道石で救われました。 命に対するお母様の言葉はなかなか厳しいものがありましたね。 もっとも、それを丸さまは素直に聞けるようになっていたわけですが… ところで殺生丸さまの気持ちをお母様に代弁する邪見がいいです。 そして、お母様の人間の小娘を大切にする丸さまを 「変な所が父親に似てしまったな」 と評するとこがツボ。 ということは、お母様は犬夜叉の母を知っているってことになるんでしょうね。(ま、知ってるでしょうけど、ただ知ってるよりはもうちょっと深い感じでわかっているというか…) それで、琥珀だよ! 「(殺生丸さまに)ついて行こう…」 そうだね、そうだね!それがいいと思うよ。(なんか発想が神楽みたいな気もするけど…) 今回、琥珀の命も天生牙では蘇らないってことがはっきりしたな… 結局、殺生丸のそばにいるものはりん、邪見、琥珀という天生牙では蘇ることのできないものたちだという不思議。これも運命。 さて、久しぶりに犬夜叉一行が登場! 花に囲まれた村に泊まることに。 いつものような弥勒様が見られたのですけど、匂いに弱い犬夜叉と七宝はちょっと…というパターン。 傷ついた魂がごちそう~♪って感じの方が登場して次回。 ま、この「傷ついた魂」は主に犬夜叉のことだわな。 8月23日発売 サンデー38号 「帰還」 「帰還」と見てすぐに「ゲド戦記」を思ったのは私です。映画にもなってるのでそう思った方は案外多いかも。 もちろんこの場合は、丸さまが無事に冥界から帰還ということですね。 でも、現時点でりんは救えなかった(生き返るのか、そのままなのかは微妙ですね)。 天生牙の法則…生き返らせるのは一度きり (ということは邪見もか) なんだか丸さまがすごいな~ 「りんの命と引きかえに得るものなど、なにもない!!」 そして、天生牙にすがる死人たちを浄化! 癒しの天生牙を使ったってことになるんだろうね。 死人の臭いにりんと同じと感じたあとの行動だし。いたわりの表情があったもの。 そのためか、冥道が大きく開き(でも円ではないかな)丸さま帰還。 今回、お母様はちょっと心配そうな顔でしたね。 そしてラスト、丸さまの横にいる琥珀くんがいい!って思ったのは私だけですか? 琥珀くん、犬夜叉よりも先に丸母に会っちゃうんだね。 そして、お兄様の変化も弟より先に見てしまったわけだ。 琥珀くん、りんちゃんに自分の四魂のカケラを!なんて言わないよな。 言っても使わないと思うが。 もう「死」をあれこれいじくるのはね。 8月9日発売 サンデー36,37号 「冥界の主」 帰省中だったので日記から移動 冥界の闇に吸い込まれたりんを追って闇の中へ進む丸さま。 母が外界への道を作ってくれたのに、それを無視して進む丸がいい。琥珀にはその道で帰れというとこもね。 (琥珀も迷いなしで丸の後についてっちゃうけど) 息子に無視されて「可愛げがない!」とすねる母がかわいいよ(笑) しかし今回は丸さま萌えv 「あのまま人里に残してくれば…」とか 「連れて帰る!」とか! (ここのアップの顔が~~!) 丸さま、すごすぎです♪ 同じ状況で犬夜叉だったら、ものすごく苦労しそうで心配なんだけど、丸さまの場合、あまり心配じゃないよな。 どうするんだろ~?って期待の方が強いかも。 8月2日発売 サンデー35号 「冥界の闇」 (帰省中だったので8月2日の日記より) 「冥道を進む殺生丸様と瀕死のりんをおぶった琥珀」が今回の犬夜叉の内容。 丸ファンにはおすすめの一品か?琥珀ファンも? 冥界の妖を次々に倒し先へ進む丸様。 琥珀に 「りんを連れて走れ!」 「余計な手間をかけさせるな」 そして極めつけがこれ! 琥珀を助けた後のセリフ 「この腕は刀を振るうためのものだ」 この手は人を助けるためのものではないってつもりなんだろうけど、なんだか琥珀に託してるような気もするよ。もしくは照れ隠し 琥珀と丸のコンビもなかなかいいもんだ。 考えてみたら琥珀って、キーになる重要人物全部に仕えてるよな~ 奈落様、七人隊、神楽、桔梗様、そして殺生丸様 と、そんな事言ってる場合じゃなくて、りんの命が… 全体を通して、丸さまの表情がいろいろ変化していてすごい回です。 道を進んでも冥界の闇にとらわれるだけ。 どうするの、丸さま~~ で次回 7月26日発売 サンデー34号 「冥道」 いや~、おもしろいですね。殺母が! ここまでの展開が展開だったので忘れてましたよ、描き手が「高橋留美子」だってことを! 母のせりふ(と邪見の突っ込み)が、ものすごくおもしろい。 このおもしろさは絵とセリフが一体でないと伝わらないと思うので、是非ご覧になってくださいませ。 よくあるベタな妄想で殺母は、政略上の結婚というか、プライド高くて犬父に愛されてないというのがあったと思うんですが、なんかこの母ならいいなって感じです。 犬父、好きだったろうなという感じ。といっても犬父のイメージは劇犬3なわけですが。 好きでなきゃ、殺母に「冥道石」を託さないだろうし。 それに、この母は残月破の完成形を知ってるわけね、丸さまの三日月を見て「円にはほど遠い」って言ってるから。 さて、お話は、冥道を広げる方法を母に聞きに言った丸さまだったが、やはり会得するには試練があるようで、冥界の犬を斬ろうと自ら開いた冥道に、りんと琥珀が巻き込まれてしまうという流れ。 もちろん2人を助けに冥界に向かう丸さま!で次回。 ところで、気を失ったりんと琥珀の効果音が「シュウ…」なんですけど、これってカケラがまわりを浄化してる音なんでしょうか? 一応、丸さま、驚いた顔してるんですけど。 ああ、冥界への一本道を行く丸さまってステキ。いいなあ… 実はこのシチュって、犬夜叉にしてほしかったシチュなんです。 でも、考えてみたら、殺生丸さまは月で冥府のイメージ、犬夜叉は太陽で現世だよな… 7月19日発売 サンデー33号 「別れの想い」 すみません、タイトルどおりのいい内容でした。 でも! ラスト1ページの殺生丸さまのお母様のインパクト、いや、姿はまあ普通だと思うのですが、でもまさかここでお母様が出てくるとはカケラも思ってなかったので、それが強烈(笑)で前の犬夜叉と鋼牙とかごめのいいシーン忘れそうです。 お、お母様、生きて存在してたんですね。丸さまにお母様がいるとは思ってましたけど、くっきりはっきり登場するとは。 しかも天生牙がらみとは。 ひょっとして来週あたり犬父のお姿も…(でないのかな~) しかし、お母様をお迎え?する丸さま、妖犬の姿。母子2匹?並んでるとこが案外いいと思ったのは私だけですか? さて、お母様登場前は、鋼牙くん離脱の話。 魂を持っていかれたような犬夜叉をガツンとはげましたり、かごめに「おまえがそばにいてやらねえと…」と言ったりしていい男です。 (ただ鋼牙くん、生き残ってしまったことに対して、なんともいえない気持ちを持っているようなんですが、この辺、私は?なんです。カケラ取られたっていいじゃないか!生きてていいじゃないか!) 鋼かごでもいいんじゃないかと思わないでもないですが、やっぱり犬夜叉にはかごめが必要だと思いますし、かごめの横には犬夜叉って思います。 来週は犬一族の昔話か? 7月12日発売 サンデー32号 「光」 感想、難しいんですが、これでよかったんだろうと思う。 犬夜叉も桔梗も、伝えたかったことを伝えられたのだろうし。 結局、そこにつきるのかもしれない。 ただ、正直つまらなかったなとも思う。(悲しいとか、泣いた、泣かないじゃなくて) 「やっと…ただの女になれた」 私は犬夜叉の初期のころから桔梗の「ただの女」というせりふが嫌でね。 常々思ってたことだが、霊力はすぐれていたが桔梗の資質は女で巫女としては失格でそこに不幸があったし、現在の状況が生まれてる。 逆に楓は霊力はおよばないが、巫女として生きることができる女だと。 かごめはそういう範疇にないところにいるなと。 どうしてこの状況が「ただの女」なんだろ? 好きな男に抱かれてるからか? もともと「女」だったと思うし。 そして、どうして(どういう経過で)魂が救われていったのかが結局はっきりしない。 いきなりではなく徐々にかわっていったのだろうけど、わかりにくい。 (神楽の死はよくわかった思うのに) かごめの行動や犬夜叉一行、いろんな者たちとの出会いでなんだろうけど。 結局、私はココがひっかかってるのかもね。 どうやって魂が救われていくのか?ってことがずーーと気になっていたし、それが本筋のひとつでもあると思ってたから。 でも、最後、死魂虫が持っていた魂は暖かかった。 これは、ほんとにいいなあと思った。 (とってつけたような)犬一行の後悔(特に珊瑚ちゃんのせりふは違和感)に対しては救いになっていたし。 これがなきゃ、後悔ばかりを引きずることになる。 そして、桔梗の死を奈落はどう受け取るのかと、そちらも気になる。 奈落だって複雑だと思うのだけどね。その辺が描かれたら、すごいな~ ついでに7月12日の日記もどうぞ(↑とは印象が違うこと書いてます) 7月12日の日記 7月5日発売 サンデー31号 「落日」 携帯サイトの予告で「意外な形で決着」と書いてあったのだけど、そう「意外」でもなかった。 邪気が広がるってのはわかってたし。 桔梗がたぶんだめだろうな、というのもなんとなくあったし。 まだ死んではいないが(というのも変なんだが)、桔梗は自分に訪れた死を納得して受け入れられたんだろうなと思う。 いままで受け入れられなかったから、ここまできたわけだし。 かごめ「私は…桔梗を救えなかった…?」 「ごめんなさい…桔梗…ごめんなさい…」 という気持ちを持ち続けるのは酷ななことだ。 (持ち続けてほしくないのよ) なんとかしてあげられるのは、弥勒さまあたりかとも思うのだけど、やはり犬夜叉、いや桔梗の言葉か。 それで結局、ポイントになるのは琥珀のかけらってことに。 邪気まみれになった四魂の玉ですけど、玉の中に完全浄化のきっかけになるようなものが隠されたような気もします。 (エヴァでいったらマギーの女の意地みたいなのというか、「夢の守り人」だったら「おれの夢のみ、おれのものなり」というか、炎ミラでいったら鏡の中に閉じ込められても暗躍してるというか) 琥珀は殺生丸さまのとこでした。 そして丸さま「風の匂いがかわった」「手遅れだ」と。 6月28日発売 サンデー30号 「浄化の矢」 えーっとすべては最終ページにつきるというか、これじゃ下手に手出しもできないというか、奈落がもたもたしてる間に(たぶん今、外に向けてなにもできないからな)、お兄様でもあらわれて丸ごと、冥道残月破であの世へ送っちゃた方が早いんじゃないかなんて(注・お兄様はあらわれてません)。 かごめが放った梓弓の浄化の矢で四魂の玉は浄化され、玉は浄化の矢つきで奈落を打つ。(死魂虫って役に立つなぁ…) 打撃をうけた奈落は鋼牙を離すが、鋼牙君の足のかけらはしっかり手中に。 玉の中で霊力と邪気が戦っている、で次回。 (霊力が勝てば奈落は滅するって展開のはず。) いよいよカケラは琥珀の一つか… これって何かポイントになるんだろうか? このまま玉ごと奈落を浄化ってのが、一番楽なんだろうけど、これじゃ、犬も犬兄も活躍の場がないよな~ とのんびりしてる場合じゃなくて、この展開は大変なことなんだよね! 6月21日発売 サンデー29号 「玉の行方」 先週末、携帯の公式サイトの予告でタイトルを知り、「開かれた体」の次は「玉の行方」かい!と、またまた友だちといっしょに食いついてしまったのだけど、そんなおふざけを言っている場合ではなかった。 なんかすごいことになってるよ! んで、犬夜叉がなぁ~、あんた、そんなんでいいんかい!って感じだし。 鋼牙くんは四魂の玉がなくなった奈落にとらわれてしまう。 足のかけらは周りを浄化しているものの、瘴気にはばまれ、それも時間の問題。 そこを弥勒さまが風穴を開き、瘴気を吸い、鋼牙くんを助けようとする。 決死の覚悟の弥勒様と鋼牙くんがすごい。 弥勒さまの「珊瑚、私をささえていてくれ」はさりげなく萌え。 と、こんなにすごいのに、犬夜叉は桔梗から動けないでいるんだもんな~。 桔梗が「鋼牙を救え…」って言われるまで、行動しないってのはなぁ… 遅いよ、遅い! (といいつつ、シチュとして、こういうのはありだな、とは思う。奈落側は動で、犬夜叉側は静) その結果、鋼牙くんは奈落に同化中。(まさか、鋼牙くんそのものを吸収という展開になろうとは…) もうあとは、奈落から消えた四魂の玉を捜すしかない!で次回なんだけど、かごめは桔梗のからだにそれを見たようなんだな。 で、どうする? っていうか、どうなる? っていうか、玉の移動も自由自在だったのか?奈落。玉がそばになくてもいいのか? ほんとに影響力がなぞだわ。四魂の玉。 6月14日発売 サンデー28号 「開かれた体」 携帯の公式サイトの予告でこのタイトルを見たとき、もんのすごく萌えたのは私です(笑)。 友だちも思いっきり食いついてたし! 開くのは誰の体~?と! (食事のシーンで)魚か?って冗談もでたりしたんだけど… 銀骨とか…(もういません!) たぶん殿だろうなと思いつつ、犬夜叉だったらいいのにっ!ということになったんだけど… 思いっきり、「体を開く」の解釈間違ってるよな~ ということで、体を開いたのは殿でした。 犬夜叉の竜鱗の鉄砕牙と鋼牙くんの浄化されたかけらの影響で、斬れたというのか内側から破壊されたというか。 殿の体の中はすごいわ。 闇! 無というより宇宙空間のような感じ。 その中に四魂の玉を感じるかごめ。 それでは!と浄化したかけらごと奈落の体に飛び込もうとする鋼牙くんで次回。 うーん、鋼牙くんがいいよ。(しかし、彼は無事なんだろうか?来週) おもしろいよね~。絵も話も。 かごめは桔梗を助けようと矢を射ようとするんだけど、「待…て…」と桔梗にとめられる。 この辺、アイコンタクト(とはいえないけど、そんな感じ)で会話してていいな~と。さりげなくタッグ組んでます。 今回、犬夜叉だけが、桔梗を助ける>奈落を倒す のような気がするよ。 桔梗は完全に「奈落を倒す」だし。 ま、それを言ったら殿だって、犬夜叉一行を倒すっていうより、桔梗や犬夜叉をもてあそぶって感じだからな。 でも、鋼牙くんは違うよ、弥勒さまたちも。浄化されたかけらと殿の状況みてるもんね。 殿のカニ腕にのって戦う犬夜叉。こういう構図は好き。 6月7日発売 サンデー27号 「流れ込む心」 センターカラーの犬夜叉がすてき♪ ちょっとこうもの想う感じがね、好き。 (私、基本的に犬かごなんですが、バックに桔梗がいてもかまわない人です。というか、これが犬夜叉だし) 殿もさっさと桔梗をこわしてしまえばいいものを、そうしないでいつまでも小脇に抱いてるから危機をまねくんだよ。 ラストに犬夜叉、かけつけたし、鋼牙くんのかけらは翠子によりどんどん浄化されて、とりこんだら危険な状態だし。 白霊山の時のように、ずばっとやらないとこは、心のせいなのか。 桔梗と蜘蛛の糸でつながって、桔梗の犬夜叉への未練を知ってしまったからか? 犬夜叉がきたし、来週はずばーっとカニ手か蟷螂手?を切って、桔梗を取り戻すシーンでもあるかな?梓弓使わないと無駄になるぞ。 奈落と桔梗のもとにかけつける犬夜叉とかごめの会話。 かごめは自分がみた幻の桔梗はすごく怖くて、いやな桔梗だったという。 それをうけて 「かごめ…桔梗はもうその頃の桔梗じゃねえ」 という犬夜叉。そして、 「それでも桔梗を救おうと思ってくれたんだろ。だからおまえの心は強くて綺麗だ!」 どうもね、このせりふがね、いいなあと思う反面すごく嫌だなぁって気もするんだな、複雑。 5月31日発売 サンデー26号 「絡め捕られた仲間」 殿、お着物新調してますね。 白霊山で捨てた心を取りにいったときには、狒々皮だったし。 前に来ていたのと柄など似ているような気もするので、こういうのが好みなのかな。 犬夜叉は無事にかごめをキャッチ。 しかし、弓を手に入れた経過がどうのこうのという暇もなく、桔梗たちを殿が攻めてきたので、そこへ急ぐ犬夜叉とかごめ、で次回。 殿が蜘蛛の糸で桔梗たちを絡め捕って場所移動したのは、かごめが梓弓を手に入れたかららしいが。 犬夜叉「かごめ 弓を…取ってきてくれたのか…」 これ、いたわりの言葉だよね。「…」にいろんな気持ちがこもってそう。 空から降ってきて気絶してるんだから、大変だったのはわかるだろうし。 なんとなく殿と桔梗がいっしょのとこって色っぽい(いやえろいか?)と思うのは私だけか? 言葉攻めって感じだし(意味違うか)、またその言葉に怒る法師がグーだったりして。(珊瑚ちゃんが驚いてるよ) それにしても弓を手に入れて浄化して、犬夜叉、かごめ、桔梗の関係もまたかわって…なんていう普通の展開じゃなくて、さらに殿にかきまわされてるし、読み手も休みなしですね。 琥珀くんの行方は次回あたりわかるのかしら?(そんなのんびり?してないか…) 5月24日発売 サンデー25号 「桔梗の幻」 幻の崖ってこんなにすごかったんだ…(ピントずれてるな…) かごめの試練というより、わだかまってたものを吐き出させてくれて、楽にしてもらったという感じ。 「かごめにも犬夜叉と過ごした時間がある」「なんだかんだいっても犬夜叉はかごめといっしょにいたじゃない」というのは、たぶん先々週あたりから、読者がかごめにかけてあげたかった言葉じゃないのかな~ 「許す」とか「受け入れる」っていう視点ではなく、もやもやしてたものを爆発させ一気に同等の位置にもってきたのは、すごいよね。 (お互い遠慮しないで勝負しましょ!ってとこ) 今回、犬夜叉がやっと動いてうれしい。(動きようがなかったけどね) 「おれが行く。」 「ここはきっと…おれでなくちゃダメだ。」 幻の崖が消えて落ちていくかごめを受け止めるか、倒れてるかごめを見つけるのが犬夜叉ってことかな。 幻の崖なので、実際に落下してるわけじゃないでしょうけどね。 この「落ちる」っていうのは、けっこう異空間に移動するって手法でもありますね。「落ちる」とか「下(地下)に降りていく」とか。昔話の手法でよくあります。 ちなみにグリムの「ホレおばさん」は井戸をとおって(井戸に落ちて)別の世界にいってます。 ここで犬夜叉がかごめに遠慮してたら笑えるんだが、さすがに決めるか? 5月17日発売 サンデー24号「梓山の精霊」 かごめは試されているわけですが、「弓を渡せ」と言った桔梗が本物なのか幻なのか、わからないな~ 本物の桔梗が結界の中にきているようにも見えるんだけど(かごめは今のところそう思ってるだろうな)、幻だろうなあ… と、幻だろうと思って読んでたこちらもあれ?って思ってしまう。 「半妖の犬夜叉は結界の中には入れない」なんて説得力のあることを言われちゃうとさ。 「犬夜叉」という話は、いろいろ難題を与えられたり、苦しい思いもするのだけど、ぎりぎりのとこで人として正しい道を選んでいるのだと思う。 鋼牙くんたちも、神楽でも。 特に犬夜叉はそうで、どうしてそう鮮やかに道を選べるんだよというぐらい。 ということで、これからの展開に期待。かごめは弓を放さないだろうとは思う。 クラスターエッジのベリルみたいだな、かごめ。 ベリルにアゲートの救いがあったように、たとえ弓を放しても、かごめに救いがあるといいんだが。 邪魔だからいない方がいいと思うことはあっても、それが即存在の否定でもないだろうし。傷ついてたらなんとか助けたいと思うのも人間。 ……一度は暗がりへと身を落としたという だが、そこから這い上がった その時、必要としたのは己の明確な意志、そして許容する心 問題は身の置き場所ではない、己を保ち、強き意志を得、多くを認め、許す器を持つこと (今週の結界師) 5月10日発売 サンデー23号 「梓山」 丸さま、白夜の前に登場です。 いきなり冥道残月破で。 まだ三日月だったけど、ひょっとしたら加減してるのかしらん。 「(琥珀の)臭いがとぎれてる」と犬夜叉は言っているので、丸さまがつれてったのかな。 とすると琥珀は大丈夫だな(これほど安全な場所はないよ。かけらの清浄さはともかく)。 邪見さまがへびにかまれてるのが笑える。それを「………」と見てる丸さまも。 かごめは梓山につき、霊廟に向かうのだけど、形のない力で守られ、見えていてもなかなかたどり着けない。 その形のない力、梓山の精霊は見る者の心がその姿を決める。 そして、かごめが見た姿は桔梗!で次回。 なんか自分の心が敵の姿を決めるっていうの、どこかで読んだ気がするんだけど忘れた。 現れた顔のない精霊を獣ちゃん影ちゃんコンビの獣郎丸かと思ってしまった。 階段を登っているかごめの「全部許して何も感じなくなれば…」ってのがそもそもだめなのかもね。 愛を知れば知るほど複雑な思いも増えるっていう、そんな大人なものを感じる今シリーズ。 何も知らなかったから惑わされなかった、知らない強さの最初のころのかごめから、知ったかごめの強さへの過程を見てるのかも。 …… 梓…巫女が神霊を呼び寄せるのに用いる梓弓。また、そのわざ、その巫女。 内容に関係ないんだけど(笑)、 「梓弓引きみ弛(ゆる)べみ、来(こ)ずは来ず、来ば来そを、何ど来ずは来ばそを」 梓弓を引いたり弛めたりするようにして~、来ないなら来ない、来るなら来るとはっきりしてちょーだい。それなのに、どうして来るだの来ないだの… 4月26日発売 サンデー21,22号「切れた弦」 いつだって犬夜叉は桔梗を選ぶ… かごめの心の中のせりふです。 このせりふは、ずいぶん前から、私がかごめに言ってもらいたかったせりふで、やっときたか~と。 蜘蛛の糸から悪意をそそがれ、かごめは桔梗を浄化することはできない。 そこで梓山の霊廟に納められている弓の弦を取りに行くことに。でも、真に救いたいという気持ちじゃないと弦は見えない。 かごめをおぶった鋼牙+弥勒、珊瑚、七宝、雲母チームは弓の弦取得へ。 (犬夜叉のポジションに鋼牙くんがいて、こういうチーム編成もありなのね、と思ってしまった) 一方、琥珀を守っていた結界は消え、琥珀は久々登場の白夜に狙われる、で次回。 琥珀の方は桔梗を抱えた犬夜叉がかけつけてるから、琥珀の方は間に合うのか、それとも持ってかれちゃうのか。 まだ琥珀のかけらは清浄なはずだし、これに奈落は触れてもいいんでしょうかね?って気もするんだが。 タイミング的にどれも微妙な感じだな。 どうなるんだろうね。 琥珀を助けようと犬夜叉と桔梗到着。桔梗の瘴気でかけらは汚れる。 (そのころ、弓の弦取得中。かなり苦しいだろうな、かごめ) 奈落さま、かけらお取り込みへ そこへ、弦を取得したかごめ登場 桔梗浄化、またはかごめが琥珀のかけら浄化 奈落さま、浄化(になったら、困るな。エピソード使いきってないし) んじゃ、琥珀のとこへ先に丸さまが? でも、白夜が相手じゃな~、大技が泣くよ。 鋼牙くんのかけらは結局は取られるんじゃないかと思うし、魚鱗の鉄砕牙の最終形態もみたいしな。 先に鋼牙くんのかけらを取りにいくかな、殿は。 白夜は琥珀、殿は鋼牙と同時進行ってことで。 でも、やはり、かごめの心の動きだよね、ポイントは。 と、かごめ、桔梗、犬夜叉の気持ちに関係ない感想書いてますけど、実はけっこう気にしてます。 4月19日発売 サンデー20号 「糸のむこう」 幻影殺の時と似たような展開で、でもやっぱりその時とは違う3人の心…かな。 特にかごめは違うんだろうな、昔とは。 犬夜叉と桔梗のもとにかけつけたかごめも糸に絡めとられ、50年前の出来事を見て桔梗の悲しみと愛を知る。 糸をとおして広がった「桔梗の瘴気の傷は自分がなおせるはず!」と浄化しようとするが…で次回。 なんか、「四魂の玉」といい「浄化能力」といい、めんどくさいね~。微妙に欲みたいなものに影響されてる。 ゆがんだ「私が!」じゃだめなんだろうね。 昔の桔梗だったら「私が犬夜叉を…」みたいな。 奈落の悪意はそそぎこまれてしまい糸はなくなったわけで、この場はどうするんだろ。 浄化できなくて瘴気の傷はひろがったままでも次の展開は可能だし。 浄化しようとする展開も可能だけど。 ぐちゃぐちゃな想いをかごめちゃんがかかえこんじゃうってのもあるな。 その時は今回意外に蜘蛛の糸の影響が少なそうな犬夜叉がポイントかな~ でも、桔梗さまがいろいろ解説してくれそうな気もするよ。 いろいろ人間の負の部分を注ぎ込んでくれた殿なんだけど、なんだかかえって殿は人間に勝てないって気がするのはなぜなんだろうな~ 4月12日発売 サンデー19号 「絡みつく糸」 来週がどうなるか楽しみ(いきなりだな・笑) 蜘蛛の糸は封印された時の夢を見たぐらいで今のとこ犬夜叉に被害はなかったもよう。 かごめに糸のことを問われて、「別に…なにもねえよ」と目をそらす犬夜叉の表情がかわいい。 この顔って、目をそらしてるのは桔梗がらみだろうけど、過去の夢を見てしまった未熟な自分がはずかしいというのもあるかもね。 一方、桔梗の方は結界をはったり、式を使ったりとなかなか多彩。 奈落がらみだとは気がついているものの、糸にからめとられてしまう。 そこへ犬夜叉がかけつける…で次回。 今回の場合、犬夜叉も桔梗もなんか怪しいとは気がついているのが昔とは違うとこ。 ふたりが五十年前のことを引きずったままなのか、その場にとどまったままなのかが問われているのかも。 私には、今回の話のかごめは少し成長しているように見えるので、どうからんでくるのか楽しみ。 でも、案外ねらいは琥珀のカケラか? カケラを汚し、それを奈落は取り込みたいとか。 また、鋼牙君がいることで、けっこうおもしろいよね、つっこみが。 七宝といっしょになってて倍化してるし。 犬夜叉には糸は見えない。 桔梗といっしょに蜘蛛の糸でぐるぐる巻きになってたら、どうしよー。 浄化しても浄化しても消えない糸のエネルギーってどこからくるんでしょ。 人間鬼蜘蛛の心もそうでしょうけど、案外、シュル…とやられた犬夜叉の負の部分もだったりしてね。そして昔の桔梗の欲の部分とか。 自分たち自身が糸を消せない原因なんていうのだったらかなり深い話になるけどね~ 4月5日発売 サンデー18号 「蜘蛛の糸」 白霊山に戻ってきた奈落。 それは捨てた人間の心を戻すため。 この人間の心、手のひらサイズの蜘蛛の姿になったのだけど、その前は奈落顔の美形の首でした。 いや~こんなものが白霊山の地下に残ってたのね。 器用だよな、殿。いろんなことできるのね。 人間の心について、美形の首のうんちくを聞く奈落。 一周して、また原点に戻ったかともいえるけど、ここにもどってくるのは当然だったのかも。 負の感情で出発した桔梗、奈落(鬼蜘蛛)、犬夜叉の関係だから。 奈落「負の心こそ わしと桔梗をつなぐもの そして、犬夜叉 きさまも 」 心を戻し、蜘蛛の糸を張り巡らす奈落。 (たぶん心が)蜘蛛の糸にからめとられそうになっている犬夜叉、で次回。 どうなんだろう。 前にも心の弱さにつけこんだことはあったけど、今回はもっと奥深い感情だろうしね。 犬夜叉は最初のころと違って成長してるはずだし、かごめちゃんという光もそばにいることだしね、ぎりぎりのとこで踏みこたえる姿がみたいわ。 鋼牙君が犬夜叉の近くにいるってのもおもしろいと思うんだけどね。 今回、久しぶりに犬夜叉が木の上にいてあれ?変(違和感を感じた)っと思ってたんだけど、桔梗に封印される夢を見ている。 木の上にいるのは犬夜叉の孤独の象徴なんて、アニメスタッフが語っていたのを読んだことあって、なるほどな~と思ってたんだけどね。 犬夜叉「桔梗 今どこにいるんだ 危ないめにあってねえか?」 の犬夜叉がすごくすてきなんですが、ひょっとしたら、このあたりはもうすでに蜘蛛の糸にからめとられているのかも。夢見たあたりからね。 シュル…って糸の描写もあったし。 桔梗のとこも似た状況なのかな~。 桔梗のそばには琥珀がいて、こちらも前とは違ってるけど、心の問題だからなあ。 原点に戻って3人で決着つけてしまうと大技持ちの丸さまの出番がない! 案外今回で奈落を倒すんじゃなくて、恋愛部分の決着がついたりして、桔梗と犬夜叉の。 さて今週の萌えポイント(笑) 「桔梗を殺すほどの…か」と言う奈落の横顔。 この「…」の間がね、そんなに桔梗が好きなのかい!みたいな。 しらずしらずのうちに、森川ボイスに脳内自動変換して読んでた今週の犬夜叉でした。お勧め。 3月29日発売 サンデー17号 「瘴気の谷」 前回に引き続き、弥勒様の表情がすごいよ。 珊瑚ちゃんの戦い方もいいなあ… 結局、犬夜叉たちが駆けつけ、弥勒様は風穴を開かずにすんだ。 「たとえ命を削りながらでも 風穴を開かねばならん時が来る。 それでも、私には頼れる仲間がいる」 で次回。 雲母にも弥勒さまにも頼らない珊瑚ちゃんの戦い。 頭にささった金剛槍破の槍を抜こうとするとこなんかすごいよ。てこの原理だな。 腕が切れないのかと思った。 そして、なんといっても助けられた弥勒様と犬夜叉の会話がいいよな~ 「危うくおまえまで風穴で…」ってせりふ。半分は本当だろうけど… 弥勒様の強がりっていうより、そう言うことによって気持ちを軽くしようとしてるみたいだ。 犬夜叉に「みし…」と殴られ「てめえ、やっぱり風穴…」の後の顔、あれ泣いてるよね。 犬夜叉のすべてをなぎはらうような派手な風の傷も見られてよかったわ! 意外に鋼牙くんとの連携もうまくいってるようで(笑) 3月22日発売 サンデー16号「群れ」 弥勒さまの表情の変化がすごい。 ひとつひとつの顔が彼の心情を表していて、胸がしめつけられそうです。 特に287ページの「…どうして?」と聞く険しい顔が… 山嵐の針を追う弥勒さまと珊瑚ちゃん 金剛槍破の槍は山嵐の群れに降り注いだらしく、あちこちから山嵐が! 結局、風穴を開いてしまう弥勒さま。このくらいなら大丈夫と風穴を見ると瘴気の傷があり衝撃を受ける弥勒さま(ここの表情の落差がすごい) もう風穴を使わせたくないとがんばる珊瑚ちゃんが危ない?で次回。 でもね、弥勒さま、ラストのとこで「珊瑚!」って叫んでるけど、大丈夫だよ。 多少傷は負うかもしれないけど、戦える女なんだから。 ただ守られて弥勒さまが傷ついていくことなんか望んでないんだから(と思いたい) 一方、犬夜叉とかごめちゃん、鋼牙くんと七宝ちゃん 鋼牙くんはその足の速さのせいなのか、さっさと針を退治して犬夜叉たちと合流。 そのとき、七宝ちゃんが鋼牙くんの髪の毛にしがみついて目をまわしているのが笑える。 その後の、犬夜叉の頭ごしに会話するかごめちゃんと鋼牙くんも(笑) 前方に山嵐の群れが現れたけど、次回はさっさと倒して弥勒さまのとこに追いついてほしいなあ。 案外、風穴の瘴気の傷そのものは、みんなにわかってしまったり… いや、ひとり風穴を見て苦しそうな表情する弥勒みたいなことになるのか。 3月15日発売 サンデー15号 「山嵐」 -近くて遠い二人の距離- こういう煽りは、留美子先生がいれるんじゃないでしょうけど、この二人は扉絵の犬夜叉と桔梗なんでしょうね。 久しぶりに武者たちが出てきたと思ったら、瘴気にやられてしまいました。 こういう場合、新しい展開、新しい妖怪さんが出てくるわけですが、今回は「山嵐」。 殿の金剛槍破の槍が頭にささり、死んだ山嵐が背中の針で瘴気をまきちらしている。それを何とかしようとする犬一行。 なんですが… 弥勒さまの回想によると前回の桔梗さまの言葉の補完が… 「法師どの、あなたの体内には… 奈落の瘴気に刻まれた傷が残っている… その傷が心臓に達したとき、あなたの命は…」 奈落を倒しても風穴は消えないとかいう最悪のパターンではないようですけど、危ないのは確かなんでしょう。 しかも、今回、ごちゃごちゃ山嵐の針がいっぱい登場で、風穴で吸わなきゃって!お膳立てばっちり。 「だが…風穴を使わんわけにはいくまい。」と弥勒さま。 右手を見る横顔がいいです。 (ついでにいうとはじめの上半身裸で横たわる弥勒さまもいいんですが) そして、桔梗さまにも瘴気の傷は残っているということにもなるのかな?とふと。 弥勒さまのことを話す犬夜叉と桔梗の間にはいっていきにくいかごめちゃんですが、さすが鋼牙くん、ふたりの間にはいっていきます(笑) 小さいんですが、このときの犬夜叉の思いっきり迷惑そうな?顔が笑える。 今までこういう場合、誰も邪魔しなかったものね。 桔梗のそばにいるとだんだん楽になるという琥珀と珊瑚ちゃんの会話といい、弥勒さまの今後といい、シリアスであるはずなのに、そう重くない構成はさすがだな~と思った。 鋼牙くんが加わるとまたおもしろいもんですね。 今回は、移動の時に七宝ちゃんは鋼牙くんの背中です(笑) 「なぜおらが鋼牙と…」としくしく泣いてますけど七宝ちゃん。 ああ~弥勒さまが~!で次回なんですが、こういうときは、もう殺兄が登場して、冥道残月破あたりできれいさっぱり片付けてくれないかな?なんて思います。この際雑魚でもいいですよね?兄上。 でも弥勒様のお話なのかな~ 犬夜叉じゃないですけど、今週の「結界師」おすすめです。 妖(あやかし)と人間の関係がね。 「あんた一体、人間の中に何を見たんだ?」 今週は出番なかったですけど、主人公の良守はかなりお勧め。 サンデーの次の看板はこの方だと思ってるのに、なかなかブレイクしないんだよな~ 3月8日発売 サンデー14号 「瘴気の傷」 -心中に秘めたるは法師としての誇り、男としての思いやり- 表紙から弥勒さまにやられました。 今回の話を終わりまで読んで、その横顔をまた見ると(泣) (ああ、お願い、アニメ再開してください。辻谷さんの声がおっさん化する前に。 この回、辻谷さんに決めさせてください! 最近、エウレカのデューイといい、マ王のお父さん役といい、おじさん役がものすごくはまってますから。デューイがすごくいい。 逆にBLOOD+の若い美形の役はいまいちですから。声はいいけど落ち着きすぎてあわない) 風穴を開き、瘴気を吸い、血だらけになりながらも、奈落の心臓をねらい風穴を開き続ける弥勒さま。 それは自分のためだけではなく、琥珀(珊瑚)のため。 犬夜叉が止めるまで、風穴は開き続け、弥勒の体を蝕む。 桔梗が瘴気は浄化したものの、どうも完全ではないらしく(で次回) 桔梗「あなたの風穴はもう…」 弥勒「自分の体のこと…わかっているつもりです」 桔梗さま!そのせりふの後は? 「使ってはいけない」なんて甘いものじゃなくて、「もう消すことはできない」とか? すべてを知る弥勒さまの穏やかな顔が悲しい。 でも、ここ、桔梗さまは「私の力では消せなかった」って言っているので、他に方法がないわけではないのかも。かごめの力なり、どこか浄化の場なりね。 弥勒をとめた犬夜叉の甘さによって、奈落はその場を去ってしまったけど、不妖壁を風穴が吸い込んだので、妖穴は見えるようになった。前進したことになるんだろうね。 ああ、でも次の話の展開が見えないわ。 弥勒さまの養生シーンになるのか、奈落サイドなのか、丸さまサイドなのか。 ところで、ものすごく速い展開なのに、内容は盛りだくさんで、犬夜叉と鋼牙の会話が笑える。 今回気がついたことは、鋼牙くんって犬夜叉と桔梗の関係を知ってたんだねってこと。 かけらを渡して妖狼族の群れへ帰れという犬夜叉に、 「おまえら、昔つきあってただけあって、考え方一緒だな」 弥勒と桔梗の会話っていうのもめずらしく、すっかり桔梗に身を捧げているような琥珀のせりふもおもしろいと思った。 3月1日発売 サンデー13号「加護」 弥勒さま~!! (買う前にざーっと立ち読みするもので、読後の一言感想はこれ!) 今週は必見。 読んでて「うぎゃーー!」って感じで、それを犬友にメールしたのは私です。 話は急展開。 鋼牙くんはかごめの破魔の矢で力を得た妖狼族の加護で奈落から脱出。 脱出の際、赤子にも攻撃をしたため、一旦は心臓におさまった赤子も外に(今も外かは不明だけど。また取り込んだかも) 決めるのはここ!とばかり、弥勒様の風穴が開いて次回。 弥勒さまの風穴で決着っていうのも悪くないんだけど、むしろ好きなんだけど、 風穴は、たぶん、ダメージはあっても決まらないんだろうなあ。 足止めにはなるのか? ここまできたら、犬夜叉に決着つけてもらわないとおさまりが悪いだろうし。 妖狼族の霊といっしょに奈落から飛び出してくる鋼牙くんや ラストの奈落→鋼牙→犬夜叉→弥勒 のカットはいいよな~~ かごめ「私…桔梗と約束したの!」 あれは約束だったのか… とにかくかごめちゃんは大活躍。 2月22日発売 サンデー12号 「侵蝕」 殿、復活! というより、もともと消滅はしてなくて内側から攻めていたということですね。侵蝕だから。 今回の話は、魍魎丸を侵蝕した奈落が魍魎丸のからを破って姿を現し、鋼牙君を捕らえたまま、赤子を吸収しつつある、ですね。(鋼牙くんもだけど) ええ、もう復活した殿は堕天使のよう。触手のようなものだろうけど羽に見えるし。 お着物はなしなんですけど、完成形はどんななんでしょ。 右手部分は鋼牙くんを捕まえたままで、様子がわからないし、心臓部分から伸びた触手は赤子を捕らえてます。 赤子はこのまま吸収かな~? 鋼牙くんは、守護の力をつかってないので、それで助かるとは思うのですけど。 今回の復活のシーン、アニメだったら、さぞ和田さんが重厚な音楽を用意してくださって、すごいんだろうな~なんて思ってしまいました。 そうそう、殿が吸収した溶命樹って「結界を溶かし」ってとこがポイントなんでしょうね。 赤子が結界を溶かされ魍魎丸の外に出てきたり、そこをすかさず犬夜叉が金剛槍破で攻撃したり、逆に触手攻撃され雲母から放り出されたかごめを助けたりで、次々に物事が起こって、見所多いですね。 これ、例えば、赤子は吸収したけど鋼牙君は失敗、出来立ての奈落は去っていき、今回の流れは一旦切れるなんていうのはあり?そのままGO!GO!? 2月15日発売 サンデー11号 「赤子の誤算」 なんだか今回、絵的におもしろいね~ 見せ場がたくさんある。 犬夜叉もかっこいいし、かごめもね。 雲母にのって矢を打つっていうのは、原作でははじめてかな~?ありそうでないよね?アニメではありましたけど。 瘴気をはらったかごめに 犬夜叉「かごめ!助かったぜ!!」 なんか、聞いてそうで聞きなれてないせりふだな。 なんとなく「破魔の矢!」とか「かごめ!?」とかさ。 「助かったぜ」はチーム戦って感じ。 魍魎丸は鋼牙くんのかけらを吸収してないどころか、奈落のもってた四魂の玉も吸収してない…と解説されたところで、 魍魎丸の内部で奈落と赤子がご対面~で次回。 今回、雲母の背にのって魍魎丸を追うのはかごめと犬夜叉で、しかもかごめが前。 いつもなら珊瑚ちゃんと弥勒様のポジション。 これもおもしろいな~。そしてご主人様以外をのせても、ちゃんとがんばる雲母がけなげでかわいい。 2月8日発売 サンデー10号 「苦戦」 四魂の玉の力で犬夜叉と鋼牙くんの攻撃は通じない。苦戦だけど、今回の目玉は桔梗とかごめ、琥珀と珊瑚ちゃんの会話かも。 彼らがこういう風にちゃんと会話をしたのは久しぶりかもしれないね。 珊瑚ちゃんの「奈落に仕込まれた四魂のかけらが結局は琥珀の命を奪うなんて…そんなこと許せない」というやや説明的なせりふがね、琥珀はすでに死んでいるということを珊瑚ちゃんはわかってるんだろうなと。 奈落のせいで二度も死ぬことになるってのが許せないんだろう。 「四魂のかけら」のせいでなきゃいいのか?納得できる死ならいいのか?とも。 鋼牙くんのカケラと琥珀くんのカケラを使い、玉を完成させたい桔梗に対し、 かごめ「私は、私は犬夜叉の力を信じたい!」 このあたりが桔梗との違いなんだろうなぁ… もっとも、桔梗の案の方が確かだろうけど。自分ひとりでできてしまう女のすごさと悲しさがある。 鋼牙くんのカケラが吸収されつつある中、犬夜叉は「打つ手はある!」で次回。 この打つ手が楽しみだよ~ まだ、鋼牙くんの「守れるのは一度だけ」もまだだし。 取り込まれながら内側から?なんて危険なことじゃないよな? 来週はセンターカラーなのね。 そして、「意外な事態が起こり…」とWEBサンデーに。 あ、犬夜叉じゃないけど、ガッシュ再開だ!よかったよかった。 2月1日発売 サンデー9号 「奈落消滅」 はしてないと思うのですけど(犬夜叉もそうは思ってないとこが笑えるんだが…)、このまま、ほんとに魍魎丸にとってかわられたのならすごいな。 ここまで読者も、奈落奈落と追ってたのに魍魎丸じゃね。 それこそ、魍魎丸ごときにね(ごとき@殺生丸さま) このまま、ラストまで突っ走ってしまうのだろうか?それが気になるよ。 そして、鋼牙くんと琥珀くんがそばにいるのはそうとして、殺生丸さまの位置づけが気になる。だって、あんな大技手に入れたとこなのに。奈落戦(魍魎丸戦)に使わなくてどうする!って気もする。神楽の件もあるしさ~。神楽関係で魍魎丸に決着つけるのは丸でその後奈落登場(復活?)ってのはどうだ? 奈落にケリつけるのは兄上もこだわってるけど、犬夜叉(と桔梗)だろうしね。 今回、232ページと233ページでかごめちゃんと桔梗が向かい合って描かれてるのを見て、あ、ふたりで協力もあり?なんて思った。 あと、桔梗の存在を問われてもかごめちゃんはあわてなくて、琥珀くんの命を気にしてるとこがいいわ。それどこじゃないよな。 奈落を吸収し欠片がひとつになり力が増した魍魎丸に犬夜叉と鋼牙くんが協力して倒そうとして次回。妖穴が見えなくなってるな~。苦労しそうだし、鋼牙くんの足が動かなくなりそうだよ。 1月25日発売 サンデー8号 「吸収」 殿のお姿は「カニ」だな、やっぱり。足の長いタイプ、で、イソギンチャク付き。 表紙の奈落と魍魎丸がなかなかステキ。こういうショットはなかったんじゃないかな~。 そしてその次のページの見開き使った絵が好きだな。ひろがりがあって。 奈落と魍魎丸の対決は 「獲物を喰らうのは太らせてから」「その城(鎧)明け渡してもらうぞ」と殿はいいながら、魍魎丸に喰われた形で次回。 でも、きっと殿はいいとこででてくるよね、うちの子だってそう思ってるもんな。 前回、溶命樹を取り込んでるわけだし、これがなんかに使われるのかしらん。 なんか、どっちがどっちを喰っても、ふたつになったものが一つになるだけなような気もするけどね。赤子と奈落の意識のどちらが強いかだけのような。 そして、四魂の玉は完成に近づく。 今回のツボっていうか、 犬夜叉のせりふ「勝算がなければ闘わねえだろ。奈落はそういう奴だぜ。」がその表情もあわせていいなあと。 そしてラスト、奈落を喰った魍魎丸の姿を見て「なっ…」と意外な表情の犬一行。 あんたら、奈落の勝ちだと思ってたわけだね。長年(じゃないけど)のつきあいで心情的に奈落より? 1月18日発売 サンデー7号 「対峙」 対峙は鋼牙と桔梗、奈落と魍魎丸 前回ラストの桔梗の矢の意味は、「かけらを渡せ」ってことだったのね。 もちろん渡すわけはなく、ふたりはわかれたわけだけど。 そして奈落と魍魎丸が出会う。(奈落の計算どおり?) これ、どうやったら決着つくんだろうね。 奈落の方はわからないでもないんだよな。魍魎丸を取り込んでしまうとか心臓を取り返せばいいんだから。 魍魎丸の場合は、心臓が自分のとこにあるから奈落は倒せない。 魍魎丸の勝ちってなんなんだろ。 かけらごと奈落取り込みになるのか。 ふたりとも犬夜叉とか桔梗にこだわらなければ(こだわってるのは奈落の方か?)四魂のかけらを半分ずつにして、お互いが生きてけばいいのにね。(これって最悪のパターンなのか?笑) こういうのって昔話にあるよな~ 2匹の犬が一本の骨を取り合うとか、2匹の小熊がチーズの分け方でもめるとか、だいたい第3者(きつねなど)にもってかれちゃうんだけど。 この場合の第3者は桔梗か。 下で犬一行が見てるし、そのうち鋼牙くんも桔梗+琥珀もくるだろうから、かなりの動きがあるのかもね。 ところで大ゴマ使った瘴気のシーン、絵柄は留美子先生だけど石森章太郎にありそうな(009の9巻以降ぐらい)感じだ。 …… 話変わって、犬夜叉の声のかっぺーさんだけど、私の見ているアニメには出てなくてご無沙汰だったのだけど、昨日(今日もだけど)久しぶりに声を聞いた。 ネットラジオの「パステルコレクション」の裏パスコレで。 ドラマCD「極・愛」の収録現場インタビューなんだけどね。 鈴村健一(関 入慧)、成田 剣(鬼塚賢吾)、千葉進歩(真木洋平)、山口勝平(難波一騎) もちろんかっぺーさんは犬夜叉の雰囲気の声ではないけどね(笑) ひょっとしてかっぺーさんって、犬(とか新一とかウソップ)の声の方がめずらしいんじゃないだろか(笑) ま、それはともかく、成田さんもムラケンも千葉さんのインタビューも笑えた。 お暇なら、たまにはこういう違うの(この場合パスコレのことだけど)を聞いてもいいんじゃないだろか、犬ファンも。 ここ あ、BLはちょっとという方もこれ(パスコレ)は大丈夫です。 普通のラジオ(ってどんなだ)とかわりません。むしろおしゃれ? 背後注意っていうか声注意は、まあドラマCDのCMの時ぐらい(笑)でも、たいしたことないしな。 1月4日発売 サンデー5・6号 「溶命樹の力」 といっても溶命樹の力がどんなものかわからないうちに奈落に吸収されちゃったのだけど。 そして奈落はどこかへ行ってしまって、その後を犬一行が追う。 一方鋼牙くんは魍魎丸を追っていたようでこちらはビンゴ。 ビンゴすぎて、桔梗と琥珀にも会ってしまい次回。 琥珀と鋼牙くんがいっしょということは残りの欠片が集合するということ。 魍魎丸もすぐそばだし、桔梗さま(&翠子)もだし、琥珀は覚悟があるだろうけど、鋼牙くんはなぁ… いよいよ「守れるのは一度きり」の出番なのか。 桔梗の矢の意味は「鋼牙くんに欠片をおいて手を引け」ということなのか、後ろに魍魎丸でもいてそれを狙ってたのか?それだったら、気がつかない鋼牙くんと琥珀はまぬけになっちゃうけど。 それにしても、やっぱり鋼牙くんは桔梗のこと、ひょっとすると琥珀のことも知らされてないのね。 (それで次は1週休みで18日発売か) |